登録者1200人の実際のyoutube収益の公開と解説
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2025年8月3日
切子とは関係ない趣味のゲームのチャンネルを4月20日に作って、8月3日現在、チャンネル登録者数は1213人です。
ちょうど2か月ぴったりで1000人を越え、翌1か月では200人くらいしか伸びていません。
というのもマイナーなゲームの非常にコアなやり込み向けの動画を出していて、ゲームの発売日から3か月以上経っているからです。
ゲームのピークは終わり、オンライン上は過疎るようになって、私と同じ超コアなプレイヤーしか残っていないというような状況です。
それでも1000人を越えるチャンネルは全体の上位8.6%に入るということで、かなり上位のチャンネルということになります。
1000人を越えると広告が付けられるようになり、動画から収益が発生するようになります。
ちなみに切子(きりこ:カットグラスの和名)という美術品のガラスコップで独立しており、youtubeでご飯を食べていこうとは思っていません。
もし切子の世界を知らなければ面白い世界だと思うので、のちほどホームページをご覧ください。
収益化してから1か月半くらい経ち、登録者1200人の実際の収益の相場みたいなものを経験から紹介していきたいと思います。
元々youtube収益は1再生あたり0.3円くらいと言われていましたが、実際に経験しましたが、かなり高い精度で1再生0.3円くらいで推移していると体感しました。
1個の動画で1000再生くらいの動画を作れば、300円くらい入るかなという感じです。
1か月経ったときの収益は10181円でした。
概ね1日300円×31日=9300円というような感じで、毎日300円くらいで推移していきました。
私はゲームの動画を作る時は2分の尺を作るのに1時間かかる見込みでいました。
10分の動画を作るのに5時間かかる見込みでした。
ゲームのピークを終えて過疎っているので、どんなに良い動画を作っても再生数は全盛期の3分の1まで行ったら良いね、くらいになっています。
ゲーム自体も本当にマニアックなことをやりつくしてすでにネタ切れ状態で1か月くらい投稿しています。
例えば、レベル12でレベル92のラスボスより強いやり込みのボスを1人で倒すみたいなやり込み動画を作るなどかなりのマニアックな動画を出しています。
ネタ切れでそのゲームに対するあふれ出る企画案もすでに無くなって熱量が落ちています。
なので、動画の手を抜いて投稿することを覚えて1動画作るのに3時間くらいになりました。
手を抜いても10分の動画で、3時間くらいはかかります。
現在、1動画作成するのに3時間で収益は300円。
時給100円です。
ゲームのピーク終わり際は1動画5時間で収益1000円。
時給200円。
ゲームのピークの時は1動画7時間で収益5000円。
時給714円くらいでした。
なお、ゲームピーク時には収益化出来ていないので、見込みの金額です。
登録者1000人は上位8.6%のチャンネルしか居ないので、かなりの成功を収めているチャンネルですが、それでも時給100円か200円の世界です。
もしあなたが、私と同じようにyoutubeを成功させて登録者1000人になったとしてもそれくらいの感覚で自分に置き換えて想像してみると良いと思います。
1動画を5時間で作るなら、15000再生の動画を作ると、
15000再生×0.3円=4500円
4500円÷5時間=時給900円
となり、ようやくそのレベルでアルバイトに近い金額となり、youtubeの専業でやっていけそうかな?という感じになってきます。
ただ、1動画で毎回15000再生取るのはかなり至難の業です。
大体登録者10万人とかいる人が毎回安定して15000再生くらいというイメージです。
なので、私の1200人から見たらあと規模を100倍にしてようやく専業としてやっていけそうかなという感じです。
1000人に到達して収益化するまではタダ働き状態かつ、ゲームのピークが終わるまでに収益化しないと一生収益化できないと思ったので、何が何でも早く1000人に到達しなければという強い目標がありました。
1000人を越えて収益化してからは、とりあえず急ぐ必要も無いので、目標もなくダラダラ絞りだした企画を3日おきに投稿しています。
3日に1回動画を出し続けるのは、最初の1か月くらいが一番きつかったです。
今はめんどくさいけど、それなりに動画を作るという生活に慣れて最初くらいの時よりかは苦痛は少ない気がします。
そのゲームの動画を投稿はピークの時は10投稿者くらい競合は存在していましたが、どのチャンネルもお金のためにプレイしているので、今の過疎状態では私だけしかそのゲームの動画を投稿している人はいません。
動画は8分の長さを超えると、収益性の高いミッドロール広告というものを付けられるようになります。
私は元々動画を作る時は10分を越えるくらいの動画を作っていました。
というのも3日に1回新しく出てきた動画が3分くらいで終わったら、満足度が低いと思ったので、10分くらいのコンテンツは私が視聴者なら欲しいなと思ったからです。
なので、8分を超えるかどうかはさておき、今まで通り私は10分くらいの動画を作ることを心がけています。
人によっては本当に嫌々義務で動画を作っていて、8分少し越えたくらいの動画を出し続ける人もいたり、「8分越えたから終わりにします」と口に出して動画投稿している人もたまにいますよね。
熱量が低いと動画を見てもらえなくなるので、口が裂けても8分越えたからとかは言ってはいけません。
動画製作を3か月続けていて、明らかに動画を作る能力が上がりました。
それは本業の切子の方にも良い効果が現れており、独立5年目の記念の動画を自作して良い感じに仕上げることが出来ました。
自分でやれることが増えると、見える世界が広がるので面白いですね。
少し話を戻して、私は1か月で収益が1万円ほど出ました。
本業の切子の仕事は不安定なこともあり、来月どれくらいの収益が出るかもわからない生活を送っていますので、収入源は多いに越したことはありません。
ベーシックインカムでは無いですけれども、切子以外での収益が10万円くらいあれば、多分不安無く切子の創作活動を続けていけると思いますが、難しいと思います。
登録者1200人時点では1か月の収益1万円というのはかなり大きい方だと思います。
他のチャンネルでは登録者1000人では1動画で100再生くらい行けば良いという感じなので、時給10円くらいになっていると思います。
現在の私のチャンネルはゲームが過疎になってきているとは言え、登録者に比べて非常に多くの人に動画を見てもらえている状態です。
という感じで、youtube専業でご飯を食べていくことは東大に合格するより多分難しいことなので、もしあなたがyoutubeで成功したいと思っているなら、多分ほぼ99%うまくいかないと思われます。
あとyoutubeの動画を作るための専門学校みたいなのもあったりしますが、学費300万円払ったって登録者1000人行かないと思います。
結局重要なのは、自分でやってみて失敗して、その失敗から何を学ぶかが本物の知識です。
誰かが教えてくれてその通りにやればうまくいくみたいな他人がなんとかしてくれるみたいな浅い考えでは多分うまくいかないと思います。
とにかく、まずは1か月くらいやってみて自分にyoutubeの才能が無いことを自覚する作業から入って、それでも気合でやっていこうと思う人はやってみると良いのかなと思います。
これはyoutubeの世界だけでなく、全ての仕事に共通する仕事への向き合い方でもあります。
自分でビジネスを何か立ち上げて成功させたい方は、まずはyoutubeをやってみて自分の未来を占うと良いと思います。
仕事の向き合い方が出来ている人ならyoutubeも登録者1000人に到達すると思いますし、甘えた考えを持っている人は登録者1000人に行かないと思います。
youtubeで登録者1000人を超えることが出来る人は私のように何かで独立しても、5年も専業でご飯を食べていけるのではないでしょうか。
それでは!
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